犯されてイキたい願望妄想
第18章 【社員旅行先のホテルで先輩社員たちに朝まで輪姦された】
ひとつひとつ記憶を手繰り寄せ、覚えている事だけをお話しします。
恐らく薬を飲まされて私は複数レイプされたんだと思います。
いえ、されました。
思い出しただけで震えが止まらなくなる。
あの夜だけは、決して許せない日になりました。
就職氷河期世代で何十社も不採用通知が届き、本当に心が折れそうな時でした。
唯一、最終選考まで通り面接してもらえ採用の連絡が貰えた時は両手を上げて喜んだものです。
輸入雑貨を扱う会社の事務職で当時、事務と営業で一人ずつ入社しました。
営業で入った人も女性で同い年の新卒採用。
すぐに意気投合して仲良くなり、同じ社員として刺激し合う良きライバルでもありました。
私の名前は田代ゆき、彼女の名前は西かえで。
先輩社員たちは全員男性で、ゆきちゃん・かえでちゃんと呼んでもらえ可愛がってもらいました。
今思えば、あんな事を繰り返していたのですから女性社員が辞めていくのは当たり前の事です。
眠らされていたとしても違和感を覚えていくでしょう。
あんな動画を見てしまえば全てが繋がります。
皆、自ら依願退職していくのです。
訴えたくても怖い。
根掘り葉掘り自分の口で説明しなければならないし震えが止まらなくなる今は何も出来ません。
泣き寝入りする他ないのなら、出来る範囲で思い出しながら体験手記を綴りたいと思います。
無事に書き終えたなら、裁判を起こせるかも知れません。
仕事自体はたくさん勉強するところがあり、やり甲斐も充実感も感じていました。
同期のかえでちゃんともよく飲みに行ったり、仕事の話や互いの恋バナなど女子会も月2くらいで恒例化していた。
かえでちゃんは本当にデキる人間で5つ年上の彼氏が居るみたい。
ストレートな黒髪が似合うキャリアウーマン的な存在でした。
私の見た目は極々普通のOLで、肩までのミディアムヘアでまん丸な目がチャームポイントな童顔が悩み。
一見正反対な2人に見えるけど数少ない女性で、しかも新入社員だから男社会に揉まれつつ、絶対に昇進してやる!と野望さえ持ち合う仲だった。
それぞれ直属の上司に付き、日々職務を遂行する。
仕事には厳しいが面倒見の良い先輩でした。
だからこそ信頼を寄せていたのです。