犯されてイキたい願望妄想
第7章 【義理父の精子提供】
「息子としていないのなら疼いておるだろう?」
淡々と述べる内容に頭が追い付きません。
私の方を見て掴んだ手首を少しだけ引き寄せる。
「その顔じゃ、息子に抱かれたとしても満足出来ていないようだな」
「あ、あの……お義父さま?仰ってる意味が」
「その通りの意味合いじゃよ、大事に育てた一人息子だが、少々イクのが早過ぎるようだ……セックスで得る快楽を教えてなかったのがマズかったかな」
え………何なんですか。
それってどういう意味なの?
どうして、早漏だって知ってるの?
今度は手を握られ、甲を回すように撫でられます。
ゾクッとしました。
「子種が欲しいなら私が相談に乗ってやろうか?疼いておるだろう?その身体に教えてあげようか?」
思わず手を振り払いました。
何を考えておられるのかは検討もつきません。
わかりたくもないです。
静かで穏やかだった同居生活が一変した瞬間でした。
「用事が終われば買い物にも行ってきます」
そう言い残し立ち去りました。
まさかそんな目で見られていただなんてショックですぐに立ち直れそうもありません。
こんな事……誰にも相談出来ない。
でもまだ何もされた訳じゃないから今日からでもうんと距離を取ろう。
大丈夫、必要最低限の世話だけすれば良いのだから。
しかし、そんな決意はことごとく崩されていくのです。
その日を境に義理父は大胆に私に触れてくるようになりました。
食事の用意をしている際に後ろに立ち、お尻を撫でてきます。
身体をよじり抵抗したら抱き締められ耳元で囁くのです。
「そのうち欲しくなる、早く認めたらどうだ?」
「やめてください」
帰りの遅い夫を待ち続け、疲れてるから…と断られる日々に不満は募る一方でした。
そして、昼間は義理父に迫られる日々。
頭がおかしくなりそうです。
「どうぞ」
昼食を終えてお茶を出した時でした。
手が触れそうになったので咄嗟に手を離してしまい湯呑みごと倒して義理父の作務衣にかかったのです。
「熱いっ…!」
「すみません、冷やさないと…っ」
火傷をさせては大変だと気が動転していました。