先輩!彼氏にしてください!
第6章 看病いたします
「…っ………先輩……」
「はぁっ……たにかわくん……っ」
「本当にほのか先輩は…かわいいですね……」
「んぁっ…んんん…っ」
再び唇を塞がれながら、谷川くんの手がおへそのあたりを這う。
私の体が熱いからか、その手がひんやりとしていて、心地よいという錯覚に陥る。
今、何をどうすることが正しいのか、
回り切らない頭で時間を掛けて思考しているうちに、谷川くんはそのまま手を下へと伸ばしてそのまま下着の中へと潜り込んでいった。
「っ……!? んぁぁっ……ぁっ」
谷川くんの長い指が私のそこへと伸びていって、ゆっくりと敏感な場所を弾く。
それに目をギュッと閉じて、叫び声に近い声が漏れるけれど、キスで唇が塞がれているせいで、その声も谷川くんに吸収される。
こんなこと、彼氏でもない谷川くんとしてるのは良くない。
やめさせないといけない。
意識の奥底で、それは分かっているのに、体が言うことを聞かず跳ねるばかり。
「はぁっ……はぁっんっ……たに…かっ…く」
「……っ…すごく…濡れてますね」
「ねぇ…っ」
「感じてくれているんですね……嬉しい……っ」
「あぁぁっんっ…」
グチャグチャと、私のそこから淫らに水音が漏れているのが分かる。
はぁと息をしながら、思わず谷川くんの腕にしがみつくと、谷川くんはより一層、そこを擦って刺激を強めた。