
仔犬のすてっぷ
第20章 奈落のなかで・・・(Hシーンあり〼)
「・・・だ…はぁ〜…あぁ……これ……ああぁ〜………」
ひゅ〜…ひゅ〜…と、粗い呼吸の中に高い音が混ざって響き始める。
気持ち良さを我慢しているのも・・・そらそろ限界に近づいてきて・・・。
「あぁ…優希ぃ〜…きもち、いいでしょぉ〜?わ、わたしもぉ…きもち、イイのぉ〜…♡」
明美さんのピストン運動がさらにスピードをあげてくる。
パンパンパン…パンパン…パンパンパン…パン
くちくちゃくちゅくちくちっくちゃくちゅ…
「…こ、こたえ…てぇ……ゆう…きぃ〜…♡」
・・・・・・ぼ、ぼく…も……もう……
「むんむ〜!むんむ・・ふむ・・・むん・・・」
近い場所で、必死に叫ぶ奈緒ちゃんの声が・・・
遠くなって来た…。
「き……きもち………い…い……」
口に…出して……しまった・・・。
僕……もう…だめ……かも・・・・・・。
「・・・優希ぃ…可愛いわ♡」
『・・・優希ぃ。可愛いぜ?』
・・・そら……。
何故か彼の声が明美のそれと重なって聞こえた。
そういえば・・・
あの時は・・・本当に気持ち良かった・・・。
同じ・・・
イかされるなら……また、蒼空に・・・・・・
出来れば・・・
今度は一緒に・・・イってみたかった・・・。
「・・・あぁ・・・そらぁ・・・・・・ぼく、もお・・・そらぁ・・・・・・いっしょ……に…イかせ……て」
「……な・・・」
「なん…ですって?!
蒼空?!今、そう、言ったの優希?!」
明美のピストン運動がピタリと止まった。
