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僕達の日常-血始し編-

第3章 ~幼馴染との再会~

それから、別ジャンルのコーナーから戻って来た真琴君。

その手には1冊の同人誌があり、大輔君と一緒にレジへ会計しに行った。

2人の会計が終わると、次の店へ向かう。

◇アメニイト日本橋店の前◇

「よぉ、郁!」

「数多君、今から帰るの?」

「兄ちゃんと、兄ちゃんの恋人にも会えたし
新刊の漫画も、数冊買えたからな♪」

アメニイトの前に着くと、中から数多君がアメニイトの袋を持って出て来た。

「郁、その人は?」

「確か、郁君と同じクラスの…。」

「郁と同じクラスで、友達の梶数多だ!
よろしくな!」

真琴君と大輔君に、自己紹介をする数多君。

「俺は、1年A組の鈴木真琴
よろしくね」

「僕は、1年C組の竜ヶ崎大輔
よろしく」

「おう!
んじゃあ、郁と真琴と大輔またな!」

自己紹介を終えて数多君は僕達と別れ、そのまま帰って行く。

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