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僕達の日常-血始し編-

第3章 ~幼馴染との再会~

◇JR難波駅・改札口付近◇

「夕陽君、来てるかな~?」

周りを見るが、夕陽君の姿がなかった。

「まだ来てないか」

夕陽君との待ち合わせは、僕が学校終わり次第にJR難波駅の改札口を出たとこで、集合となった。

「郁君!」

「夕陽君!」

駅構内にある店から、夕陽君が出て来る。

「あそこの店で、飲み物買って飲んでたんだ」

「そうなんだ
いつ着いたの?」

「10分くらい前かな」

夕陽君は、僕の事をじーっと見つめる。

「夕陽君?」

「郁君の制服姿、何だか良いね♪」

「そう?
ありがとう」

僕達は、そのまま僕の家に向かって歩き出す。

◇小野家の前◇

「ここが、郁君達が今暮らしてる家なんだね」

「そうだよ、とりあえず入って」

僕は、家の鍵を開けてドアを開く。

「お邪魔します」

いよいよ、夕陽君に"あの事件"の事を打ち明ける時がきた…。

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