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僕達の日常-血流し編-

第3章 〜ソングボーイズ〜

「へぇ~、他のメンバー達とも話せるんだ」

そこから、推しメンとのツーショットの撮影か。

ガラケーかスマホかカメラを持ってる人は、スタッフに渡して撮ってもらう形式だ。

一列目が終わって、次に二列目の番がやってきた。

「もうすぐ、三列目の番だ…。」

有里君とは幼馴染で親友とはいえ、ソングボーイズのメンバー達と近距離の会話って考えると、もの凄く緊張してくる…。

「有里君…。」

夕陽君。

ミニライブやトークの時もそうだったけど、ファンの人達と触れ合ってる時かなり楽しそうにしている。

有里君のそんな表情を見て、こっちまで楽しく思う。

そして、いよいよ僕が座ってる3番目の横一列の番だ。

「ふぅ…。」

ヤバい、凄く緊張する…。

とりあえず、落ち着こう…。

「あと、2人…。」

前の2人が終わったら、次は僕の番だ…。

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