え、ちょっと待って、なんで私が勇者なの!?
第11章 別れの日
銀色の円錐形の宇宙船がやってきて、光邦達の目の前で止まった。
「あら、この前のったやつ、これだっけ?」と光邦。
「エンジンと外側と、内装と機能を変えました」
「それ、変えたんじゃなく、新しく買ったでしょ」
光邦は宇宙船に乗り込んだ。
その後ろからチョットがついて乗る。
扉が閉まると、窓からアーナルとデンブが手を振っているのが見える。
光邦は、フンと鼻を鳴らし、チョットに「飛ばして」と言った。
「もう、いいんですか?」
「これ以上いると、帰りたくなくなるから。もう、いいわよ」と光邦は、窓のカーテンを閉めた。
チョットは、光邦にあるものを手渡した。
それは、バッテリーが切れたスマホだった。
「あら、これ、一時あなたと会話する時に使ったやつじゃない。地球に帰ったら新しいのを買おうと思ったてたのよ。思い出にとっておくわ」
「もう、やり残したこと、ないですか?」
「もういいわよ」
チョットは、かしこまりましたと操縦席にある、緑色のボタンを押した。
機械音とともに、上のハッチが開いた。
同時に床が跳ね上がり、光邦は大空彼方へ、叫び声と共に飛んでいった。
「ご希望とおり、飛ばしました。光邦、今まで本当にありがとうございます」と、チョットは操縦席から大空を見上げた。
「あら、この前のったやつ、これだっけ?」と光邦。
「エンジンと外側と、内装と機能を変えました」
「それ、変えたんじゃなく、新しく買ったでしょ」
光邦は宇宙船に乗り込んだ。
その後ろからチョットがついて乗る。
扉が閉まると、窓からアーナルとデンブが手を振っているのが見える。
光邦は、フンと鼻を鳴らし、チョットに「飛ばして」と言った。
「もう、いいんですか?」
「これ以上いると、帰りたくなくなるから。もう、いいわよ」と光邦は、窓のカーテンを閉めた。
チョットは、光邦にあるものを手渡した。
それは、バッテリーが切れたスマホだった。
「あら、これ、一時あなたと会話する時に使ったやつじゃない。地球に帰ったら新しいのを買おうと思ったてたのよ。思い出にとっておくわ」
「もう、やり残したこと、ないですか?」
「もういいわよ」
チョットは、かしこまりましたと操縦席にある、緑色のボタンを押した。
機械音とともに、上のハッチが開いた。
同時に床が跳ね上がり、光邦は大空彼方へ、叫び声と共に飛んでいった。
「ご希望とおり、飛ばしました。光邦、今まで本当にありがとうございます」と、チョットは操縦席から大空を見上げた。