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この夏、君に溺れた

第7章 もしも許してくれるのなら

「本当に?」

「うん。」

私は涙を流しながら、笑顔を浮かべた。

「私なんて、先生よりも先に、先生に溺れてたんだから。」


そうだよ。

この日は、先生と約束した日。

もう一度会おうって、約束した日でしょう?


「芽衣……」

「ずっと会いたかった。」

「うん。俺もずっと……芽衣に会いたかった。」

先生の腕が、私を包み込む。



















あの暑い夏。

私達は二人で、恋に溺れた。

ー End ー

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