
この夏、君に溺れた
第2章 設定と現実
先生からクククッと、笑い声が聞こえる。
そっとタオルケットの隙間から、先生を見た。
「何、笑ってるの?」
「いや、可愛いなと思って。」
地味で真面目が取り柄の私を、可愛いって。
先生はどうかしてしまったのかと思った。
「ついでに言うと、俺が動く度に甘い吐息を聞かせてくれたのも可愛かったよ。」
「ぎゃあ!!」
なんだか卑猥な言葉を聞かされた如く、私は再びタオルケットを頭のてっぺんから被った。
「いやあ!やめてえ!!」
「はははっ!そりゃあ恥ずかしいよな。誰にも見せた事のない部分を見られたんだから。」
「スケベ!先生のスケベ!!」
尚笑い続ける先生が、憎たらしく思える。
「ほらほら、その恥ずかしがっている顔を、先生にもう一度見せてごらん?」
「やだっ!」
拒否したはずなのに、先生はタオルケットを私の顔から剥ぎ取った。
そしてチュっと、頬に小さなキスをくれた。
そっとタオルケットの隙間から、先生を見た。
「何、笑ってるの?」
「いや、可愛いなと思って。」
地味で真面目が取り柄の私を、可愛いって。
先生はどうかしてしまったのかと思った。
「ついでに言うと、俺が動く度に甘い吐息を聞かせてくれたのも可愛かったよ。」
「ぎゃあ!!」
なんだか卑猥な言葉を聞かされた如く、私は再びタオルケットを頭のてっぺんから被った。
「いやあ!やめてえ!!」
「はははっ!そりゃあ恥ずかしいよな。誰にも見せた事のない部分を見られたんだから。」
「スケベ!先生のスケベ!!」
尚笑い続ける先生が、憎たらしく思える。
「ほらほら、その恥ずかしがっている顔を、先生にもう一度見せてごらん?」
「やだっ!」
拒否したはずなのに、先生はタオルケットを私の顔から剥ぎ取った。
そしてチュっと、頬に小さなキスをくれた。
