
この夏、君に溺れた
第3章 先生の部屋へ居候
「あっ、あの……先生!」
必死で呼びかけたのに、先生は既に呆れ顔。
ぅぅ……
でも負けない!
「夏休み終わるまで、先生の家に泊まらせて下さい!!」
「はあああああ!?」
予想以上の拒否反応。
「だ、だめ?」
「ダメに決まってんだろう!!!!!」
あの優しい先生とは思えないくらいの罵声。
「大体、親にはなんて言ってるんだよ!」
さすが先生。
鋭い質問。
「親には……海の家にバイトに行くって……」
「海の家でバイト!?この時期に!?」
確かにこの、高校3年生の夏休みに泊まり掛けで、しかも勉強じゃなくてバイトに行くなんて。
「で、でも。親は信じてくれたもん!」
その途端、肩をがっくり落とす先生。
やばい。
さすがに行き過ぎたかな。
「本当におまえ、うざい。」
うわああああ。
ショック!!
泣きそうになっている私を他所に、先生は携帯を取り出す。
必死で呼びかけたのに、先生は既に呆れ顔。
ぅぅ……
でも負けない!
「夏休み終わるまで、先生の家に泊まらせて下さい!!」
「はあああああ!?」
予想以上の拒否反応。
「だ、だめ?」
「ダメに決まってんだろう!!!!!」
あの優しい先生とは思えないくらいの罵声。
「大体、親にはなんて言ってるんだよ!」
さすが先生。
鋭い質問。
「親には……海の家にバイトに行くって……」
「海の家でバイト!?この時期に!?」
確かにこの、高校3年生の夏休みに泊まり掛けで、しかも勉強じゃなくてバイトに行くなんて。
「で、でも。親は信じてくれたもん!」
その途端、肩をがっくり落とす先生。
やばい。
さすがに行き過ぎたかな。
「本当におまえ、うざい。」
うわああああ。
ショック!!
泣きそうになっている私を他所に、先生は携帯を取り出す。
