無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ベッドに重なり合った後も

唇を重ねてくる


私は、それをかわした。


「…付き合ってないから、だめ…」


私は、付き合いたかった。

付き合おう。と言ってくれることを
待っていたんだ



私のことを
何度も求めてくれたこと


本当に嬉しかった。



翔太は、私の胸に口を付けている体勢で
動きが止まった。



「…すまん」



あぁ、だめなんだ
付き合えないんだ


そうか。


なんだ。


心臓から頭に巡らされている血管が
逆戻りするかのような

錯覚に陥った





途端に、また、今までよりももっともっと
強く、抱き寄せられた。






私、分からないよ。