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騎士様は私のボディーガード

第9章 騎士様、愛してます♡

親睦を深めるかぁ……
正直、会社の人はちょっと苦手。
お酒もあまり呑めないし、なんとか適当にやり過ごしてすぐに帰ろう。



私はアパートに帰ってくると、ごろんとベッドに寝転がった。今日は俊輔さんは仕事だから、お弁当を買ってきた。



「ねえ、シリウス……。せっかく俊輔さんがクリスマス会に誘ってくれたのに、会社の忘年会で行けなくなっちゃったの」



私は愚痴を『シリウス剣』にこぼす。



「ていうか、もうクリスマスだなんて早いよね」

「……」

「本当はクリスマス、シリウスと一緒に過ごしたかったのに……」

「……」

「あっ、でも『あなた』がいるから、寂しくはないんだけどね」



私は『シリウス剣』を抱きしめた。



「シリウス、いつ帰ってくる? 早く会いたいよ……」












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