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騎士様は私のボディーガード

第13章 騎士様、抱いてください♡

アパートまで送ってくれた朝比奈さんを見送ったあと、私たちは部屋の中に入った。



「シリウス、おかえりなさ、んっ……」



『おかえりなさい』って最後まで言い終わらないうちに、シリウスに唇を奪われる。



「……んんっ……」



シリウスの舌がすぐに私の口内に入ってきて、私の舌に激しく絡み合う。



「……ん、あっ……」



息もできないほどの強引なキスに、頭の芯が痺れる。
唇が少し離れると、



「ずっとミオに触れたかった……」



そう切ない表情で言われてドキッとした。



「……私も……私もシリウスに早く抱かれたかったっ……」



私にしては大胆なことを言ってしまったと思う。シリウスは目を少し見開くと、すぐにフッと笑った。



「ミオがそんな可愛いこと言うなんてな」



シリウスは私の頬にキスをし、再び唇を重ねる。



「……んっ……」



今度は「ちゅっ」とリップ音を立てながら啄むようにキスをする。



「……ん……はあっ……シリウスっ……」



唇が触れるたびに、身体が熱くなってくる。
もっと触れられたくて、私は自ら腕を伸ばし、シリウスの首に手を回した。



「……シリウス、抱いてっ……」



思わず口から出てしまった言葉に自分でも驚いてる。



「……ああ、抱いてやる。俺を煽った分、抱き潰してやるよ」




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