テキストサイズ

騎士様は私のボディーガード

第13章 騎士様、抱いてください♡

今度は、ちゅっ、ちゅばっという音が浴室に響いた。
貪るような濃厚なキスに息も荒くなる。



「はあはあっ……」



どんなにキスしても、もっともっとって欲しくなる。



それにもう、隣に声が聞こえるとかどうでも良くなってきて、



「シリウス……さっきの続き、して?」



再び自分からお願いしてしまった。



「ミオ……そのお願いの仕方、どこで覚えたんだ? まさか俺がいない間に他の奴と……」

「誰ともしてないよ、私はシリウスだけだよっ……」



自分でもよくわからない、なんでこんなに積極的なのか。



でも、すぐに気付いた。



そっか私……


またシリウスと会えなくなるかもしれないって思ってるから、少しでもシリウスと繋がりたいって思ってるんだ……。



シリウスは「しばらくは居る」って言ってくれたけど、シリウスの異世界の状況次第ではすぐに帰らなきゃいけないかもしれないから……



だから後悔しないうちに、いっぱい愛しあいたいって……。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ