先生、お願い…早く治して(番外編)
第2章 牧野の娘…初めて見る進美外科
間もなく
トントントン
院長室の扉をノックする音が聞こえ、黒いスーツを着た長身の男性が入って来た
宮田「失礼致します。」
そう言って中に入った宮田は、親子と思われる2人と目が合った。
普段、診察室で処置中の時は、院長室には誰もいない為、人がいた事に内心少し驚いた
宮田「あっ、すみません。失礼致します。」
そう改めて挨拶をした
牧野「いえ…。」
少ない挨拶を交わすと、宮田は一礼し、奥の診察室の扉をノックした
中から“どーぞー”と声が聞こえ、そのスーツの男性は中に入って行った