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中出し家族。

第7章 不穏な陰



麻衣香「…」

加藤「失礼します…」

麻衣香「加藤君」

加藤「もう起きて大丈夫なのか?」

麻衣香「うん、少し休んだら元気になっ
た、色々ありがとう」

加藤「…」


宣言した通り
様子を見に現れた加藤
もちろん、その手にはノートが

麻衣香が休んだ日の授業内容が書かれた
ノートもしっかり持参して
くれていた


加藤「これっ、昨日の授業内容のノート
返すの明日でいいから」

麻衣香「いいの?ありがとう」

加藤「…」

麻衣香「?」

加藤「あ、先生は?」

麻衣香「先生なら何か用事があるからっ
て今さっき出て行ったけど」

加藤「そっか…」

麻衣香「用事だった?」

加藤「いや、先生に用事ってわけじゃな
くて、その…」

麻衣香「?」


何か言いたげだったが
言葉を濁し、もじもじする加藤
そうこうしてる間に保険医が戻ったのか
扉が開き…


麻衣香「戻って来たみたい」

加藤「!!」


ある人物が保健室に入ってきた
でもその人物は…


和真「…」

麻衣香「えっ、和真さ…」

加藤「…!?」

和真「…」


保険医ではなく鬼崎和真だった


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