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中出し家族。

第1章 始まり



麻衣香「…っ!!」


目覚めると
真っ暗な部屋にいた

あれは夢で単に悪い夢を見ていただけと
ふとそう思ったが下半身の痛み
違和感を感じ夢ではなく
現実だと
思い知らされた


麻衣香「…」


部屋は真っ暗だったが
徐々に目が暗闇に慣れてくると
部屋の広さ、家具や家電がある事に気が
ついた

それと同時に確信した
きっとここは自分が暮らす部屋で
役目を果たすまで逃げ出す事は出来ない
のだと…


麻衣香「はぁっ…」

鬼崎「目が覚めたようだね」

麻衣香「!?」


突然声をかけられ
部屋の明かりが点けられた

眩しさに目を細めながら声のした方を
確認するとあの時と同様に
車椅子姿の鬼崎が
そこにいた


鬼崎「とりあえずはお疲れ様」

麻衣香「…」

鬼崎「今日は疲れただろう、この部屋は
君の為に用意させた部屋だからゆっくり
休むといいよ」

麻衣香「やっぱり、私はここから出られ
ないんですね…」

鬼崎「子供を産めば出られるよ」

麻衣香「…」

鬼崎「鬼崎家の血を引く子供を産みさえ
すればすぐにね…」

麻衣香「…」


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