
中出し家族。
第14章 悪夢の始まり
麻衣香「…」
一人になりたくて、一人で考えたくて
病院から家までの道のりを
ゆっくり…
麻衣香「…」
寄り道せず、ゆっくり歩いていた麻衣香
そんな麻衣香の前に突然
ある人物が…
麻衣香「…!?」
加藤「椚…」
麻衣香「えっ、加藤、君…」
加藤「久しぶり…」
同じクラスの加藤が現れた
加藤「最近、学校来てないから心配してたんだよ」
麻衣香「…ごめん…」
加藤「…」
道久が家を出てから
麻衣香はさらに不登校気味になった
教室に入らずも図書室で勉強していたが
行きづらく…
麻衣香「ちょっと、色々あって…」
加藤「そっか…」
麻衣香「…」
学校自体、行かなくなっていた
麻衣香「…」
加藤「落ち着いたら来るよな」
麻衣香「…ん」
加藤「みんな心配して、椚に謝りたいって
言ってるんだ」
麻衣香「謝るって、どうして?」
加藤「自分を守る為に椚の事、無視したから
だから…」
麻衣香「…」
