
中出し家族。
第14章 悪夢の始まり
鬼崎「私の男性としての機能はほとんど
無いに等しいからと、息子達に託したが
あいつらはダメだ…」
麻衣香「…」
鬼崎「いつまで経っても妊娠させられず
やっぱり私がやらないと…」
麻衣香「!?」
鬼崎「きっと、遥も息子達より私の方がいいはず
そうに決まってる」
麻衣香「や、来ないで…」
鬼崎「遥」
麻衣香「私は遥じゃない!!」
鬼崎「違う、君は遥だ、こんなそっくりなのに…」
麻衣香「来ないで」
鬼崎「…」
麻衣香「近づかないで!!」
鬼崎「…」
麻衣香「…っ!!」
壁際まで追い込まれたが
隙を見てドアに飛び込んだ麻衣香
あとの事など考えず、とにかく逃げようと
その一心で
だけど…
北川「…」
麻衣香「!!」
ドアを開けると北川が一人で立っていた
きっと何かあった時に備え
待機していたのだ
北川「麻衣香様?」
麻衣香「北川さん、お願い助けて」
北川「えっ?」
麻衣香「助けて、私…」
鬼崎「北川、彼女を捕まえろ!!」
北川「旦那様?」
麻衣香「お願い助けて」
北川「…!!」
麻衣香と鬼崎、二人に異なる事を言われ
悩んだ末、北川が選んだ
従ったのは…
北川「…ごめんなさい…」
麻衣香「えっ…」
鬼崎「…フッ」
雇い主である、鬼崎の命令だった…
