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麻衣香「…」

和真「…！！」

麻衣香「あ、和真さん」


部屋を出ると偶然、和真と出くわした麻衣香
会うのも顔を見るのも久しぶりで
少し緊張しながら声を
かけたが…


麻衣香「和真さん、あの」

和真「…」

麻衣香「あ…」

和真「…」


完全に目が合った
麻衣香の事を認識したのに
和真は目を逸らし逃げるように自分の部屋へ
入って行った

その行動はあからさまで…


麻衣香「そんな逃げなくていいのに…」


わかってた事、仕方がない事だったが
あからさまに避けられ酷く
ショックだった…


麻衣香「…」

圭「あれっ、麻衣香ちゃん」

麻衣香「…圭さん…」

圭「久しぶりだね、元気だった？」

麻衣香「はい…」


和真に続き、今度は圭に会った麻衣香
何事もなかったように
話しかける圭

それが逆によかったが
相変わらず…


圭「なんか俺達、急にお役目ごめんになった
けど、再開したらまたよろしくね」

麻衣香「はい…」

圭「それじゃあまた」

麻衣香「…！！」

圭「♪〜」

麻衣香「こっちは変わらずか…」


相変わらず、圭からは例の香水が強く香り
彼女との関係は今も現在進行形で
続いてるようだ…