
中出し家族。
第16章 終わりと始まり
麻衣香「…」
業者が帰ったのを確認し
チェーンを外しドアを開けた麻衣香
周りに人影、人の気配はなくドアを全開にし
荷物を運び込もうとした
その時だった…
麻衣香「…!!」
男性①「…」
男性②「…」
麻衣香「えっ、誰…!!」
黒い服の男性二人が
麻衣香目掛け一気に近づいてきた
その形相、威圧感に危険を感じた麻衣香は
急いで部屋に逃げた
だけど彼らの足は異常なほど早く
すぐ追いつかれてしまい
ドアも…
麻衣香「!?」
男性①「無駄な抵抗です」
男性②「おとなしく従えば危害は加えません
ので」
麻衣香「…っ」
ドアも力づくで開けられてしまった
男性①「…」
男性②「…」
麻衣香「目的はなんですか…」
男性①「…」
男性②「…」
麻衣香「誰の命令でこんな」
鬼崎「私だよ」
麻衣香「!?」
鬼崎「やっと見つけたよ、遥」
麻衣香「鬼崎さん…」
鬼崎「…」
現れたのは鬼崎健一だった
