
中出し家族。
第1章 始まり
鬼崎「一通り自己紹介も済んだようだし
早速始めるとするか」
麻衣香「えっ待って、本当に」
道久「?」
麻衣香「本当にやるんですか…」
鬼崎「君に拒否権はない」
麻衣香「でも」
鬼崎「どうしても嫌だというならこの世
から消えてもらう」
麻衣香「!?」
圭「…」
「消える」と表現し
直接的な言葉は言わなかったが
どんな意味が込められているのかは充分
わかった
消える=死
拒否すれば
自分はきっと殺される
両親は既に亡くなり親戚もいない
学校は休学状態
自分がいない事に誰も気づかず忘れられ
その言葉通りこの世から
消えるのだ…
鬼崎「椚の血を消すのは惜しいが、他の
家の者の手に渡るくらいなら、この手で
君を消す」
麻衣香「っ!!」
鬼崎「消されたくなければ一日でも早く
鬼崎家の子を産む事だ」
麻衣香「あ…」
道久「…」
圭「…」
鬼崎「では邪魔者は退散するよ、あとは
若い者同士で…」
そう言うと鬼崎は部屋を出て行き
息子達三人と麻衣香の
四人だけに…
