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機動戦士ガンダム~サマーバケーション~

第1章 プロローグ

宇宙世紀0079末期。
ジオン公国が起こした後に一年戦争と呼ばれる大戦の末期である。

最も激しい戦いであったとされるソロモン攻略戦争は敵味方が激しく入り乱れた混戦状態であり、次々にモビルスーツや戦艦が沈んでいく。
宇宙は地獄の業火に燃えていた。

そんな混戦の中、敵と味方に正々堂々とした戦い方をするモビルスーツがあった。

カイト・ケネデックのゲルググカスタムと、ヒロミ・ゴーウエンのパワードGMである。
2機ともにアクロバティックな動きで敵のモビルスーツを引き付けて味方のモビルスーツを逃がしていく。

ついにカイトのゲルググカスタムとヒロミのパワードGMが激突したが、お互いにまるで相手の動きを読んでいるように巧みに攻撃をかわして決着はつかない。

「へ~、面白いヤツだな」

「どんなヤツなのか合ってみたいものだ」

ヒロミもカイトも同じことを考えていた。

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