『おじいちゃんのステテコ』第4章「呪われたリンゴ」　9ページ

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おじいちゃんのステテコ

第4章呪われたリンゴ

そしてジュリーヌは両足を切断し、車椅子に乗って病院を退院した
真っ先にサーカスに行くとピエロが悲しそうな表情で待っていた
「なんかサーカスが儲からなすぎて解散するねん」
するとジュリーヌは団長のところに行ってピエロを引き取りたいとお願いした
最初は拒否ってたが仕方なく許可を出した
ジュリーヌは永遠にピエロと一緒だった
そしてジュリーヌは彼と付き合うことになった
しかしながら年頃の姉が人形と付き合うことを不気味に思ったコレットは斧でピエロを破壊してしまった
その瞬間コレットの心臓が破裂したかのように胸から大量の血液と薔薇が飛び散った
コレットは即死だった

そう、このピエロはピエロ自身、もしくはそのピエロにとって大切なものが壊されると犯人の心臓を破壊するという機能がついていたのであった
人形師は生前に結婚していた女の子が前の旦那に両手を切り落とされ路上に放置されてるのを見て可哀想に思ったところを助けていたのであった
なので愛する存在が痛めつけられることを何よりも嫌っていた

パパとママはコレットの死に絶望し、毒薬を飲んで自ら命を絶った

そしてジュリーヌは愛する存在も家族も両足も失い一生孤独な人生を歩むのであった