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第5章 ただの幼なじみ

 5分後くらい経ったかな、そろそろ行こうとハグをやめて立ち上がる。服を着て、

「じゃあまた後で来るから」

「おう、またあとでな」

 無事バレずに帰れた。軽くシャワーを浴びて制服に着替えて支度をする。

 時間になったから、ゆうの家に行く。

「ゆうー入るよ」

「うん」

 あれ、今日は珍しく支度が済んでる。

「珍しいね」

「そんなことないと思うけど」

「嘘だ〜」

「せいなハグしよ」

 何も言わず私はゆうが広げた手の中に入る。

「今日は時間あるからゆっくりしよ」

「何言ってるの。いつもギリギリなんだから、この時間がちょうどいいの」

「わかったよ」

「じゃあ行こっか」

「そうだな余裕持って行くのもたまにはいいか」

「そうだよ」

 ゆうの手を引っ張って家を出た。
 

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