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扉を開けて AN

第9章 嘘の理由



「あぁ疲れた~・・・、うわ、真っ暗」


延長練習が終わってから
すっかり暗くなった中をニノちゃんちへ急ぐ


前もってLINEしようかと思ったけど
もしかして寝てるとこだったら
着信音で起こしちゃうかもしれないし
既読スルー、または拒絶されるかも、と思うと
ニノちゃんの反応が怖くて
一度文字を打ちかけたスマホをポケットに戻し
そのままここまで来てしまった


結局 ニノちゃんには連絡せずに
玄関のインターホンを押す

と、すぐにおばちゃんが出て来てくれて






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