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扉を開けて AN

第11章 父として



でもね、嫁いでしまっても父親は父親だし
恋人が出来てしまっても親友は親友だよね
俺は俺の立場からこれからもニノちゃんを見守ろう


「信じるよ」
「え・・・」

「他ならぬニノちゃんの言葉だもん。
信じるに決まってるじゃん
それにさ、俺だってニノちゃんと久々にたくさん話せたの
すげー楽しかったもん、もっとこの時が続くといいな、
って 思ってたよ」
「まーくん・・・」

「だからもう謝らなくてもいいよ」
「ごめん」

「ほら」
「・・・うん」





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