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扉を開けて AN

第12章 天然だから



「ねぇねぇニノちゃん、明日の英語予習した?」
「単語調べたぐらいかな」

「え、熱出て休んでたのに?すっごいね」
「別に・・微熱だし。
あ、でも さっき貰ったノートのコピーに
明日の単元の予習もしてあった気がする」

「マジ?さすが翔ちゃん!
あ~、ついでに俺もコピーさせて貰っとけばよかった
松岡先生怖いもんなぁ・・・」
「まー・・・お前は授業出てただろ」

「そうなんだけどさぁ、あ、もしかして古文も?
明日の予習してあった?」
「あったかも」

「ニノちゃん!」
「な、何?」

「一生のお願い!そのコピー、俺にもコピーさせてぇ・・・」






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