テキストサイズ

扉を開けて AN

第12章 天然だから



急にガバッと両肩を抱かれて
マジで心臓が止まりそうになる

ここら辺暗いから 顔が赤くなってるのは
バレてないよな?

こっそりと息を吐いて呆れた顔を作ってから


「こんなことで一生のお願い使っていいの?」
「だってさぁ・・俺これから毎日部活延長だし 
いつの間にか朝練も練習時間増やすことになってて
6時半から練習なんだよ、信じられる?
今朝も6時に起きたんだよ?」

「俺には6時半から朝練始まるのに
6時起きで間に合う方が信じられないけど」
「え?起きて顔洗って着替えるだけじゃん。余裕でしょ
でも、一日終わるとさすがにクタクタになるの、
ホント机に向かっただけで瞬時に寝れる自信ある」

「いや、まーく、・・・・・・む、昔からどこでも寝てたじゃん」
「そうだっけ?うん まぁ、そうだったか・・・あはは・・」 



ストーリーメニュー

TOPTOPへ