扉を開けて AN
第14章 失恋の痛み?
ホントは
「オイッ、いくら何でもべらべら喋りすぎだろ!
俺のプライバシーにもかかわる事なんだけど!」
と まーくんを蹴っ飛ばしたかったけど
大真面目に語り合う2人を横目で見てたら
はぁぁぁぁ・・もういっか、勝手にしろ・・・
と 諦めの心境に至った
それに いくらまーくんが天然だって
自分が恋をしてるかどうか、が
わからない筈ない
またもまーくんの口から
俺の事を何とも思ってないとか
別に好きじゃないとか
拒絶の言葉を聞くのはもうたくさんだ
俺は2人を置いて保健室を後にした