扉を開けて AN
第20章 好みのタイプ
「ははっ、また始まったよ あいつら。
良く飽きないなぁ」
「ホーント、毎日同じような事繰り返しては
きゃいきゃい言ってるよね」
頷く俺に 翔ちゃんが優しい目を向ける
「それにしても 智くんがあんな活発な感じの子を
選ぶとは思わなかったよ。
もっとおとなしそうな子がタイプかと思ってた」
「そう?俺は頭がよくてしっかりした子が好きだよ?」
「へぇ・・・知らなかった」
「翔ちゃんこそ、もっとギャルっぽい感じで
巨乳の子が好きかと思ってた。
現に、1学期の最初の頃って
そういう子を指してなかったっけ?」