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イラクサの棘

第25章 踏み出す一歩



「翔さん…お薬…ありがとう…
おかげで…んん…んくぅ…はぁ…熱も
下がったよ…あふ…んん…んぁ…」


クチュクチュ、ヌチャヌチャ
ぴちゃぴちゃ…ぬちゅっぐちゅっ

潤の唾液と吐息、俺の先走り液が混ざって
つくり出す淫靡な音色
潤の指がスライドする早さを加速させて
迫り上がる欲望の波を押し上げてくる。



「…潤、ちょっ…離せって
ヤバいって、そんな…激しくするなよ!」

「んふぅ…なんで?
俺、熱下がったし元気になったよ?
恋人同士のエッチなことは?
まだタメなの?」


熱が下がったからって本調子じゃないんだ
また、倒れたり、高熱とかだしてみろ
今度こそ松岡先輩に殺されちまう。

「まだだめだよ。
潤がしっかり健康な身体になったらな。
おい、ちょっ、おまえっ!」


「じゃあ、はやく元気になれるように
今から翔さんに飲み薬を処方してもらうね。
さっきから、翔さんの…すごいんだもん。
俺も…翔さんの熱いのが欲しい。
ね?いいでしょ?俺にも…飲ませて?」


危うく吐き出しそうになる潤の台詞。

微笑んで強請り終わると口腔いっぱい
俺の息子を頬張って、喉の奥まで使って
本格的に激しく攻めたててきた。


「ぅっ、…うぁあッ潤、…くっ…出るぞ!」

「んんっ…んん…かはっ…ぁあ…んんぁ!!」


昨夜からの興奮のせいか
けっこうな量を潤の口目掛けておもいきり
吐き出してしまった。
咽せ込みながらも
喉を鳴らしてすべて飲み干してくれる。 



口の周りをべたべたしてる潤が
可愛い微笑みながら
ごちそうさまでしたと
俺の股間で手を合わせるから
おもわず2人して笑ってしまった。




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