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刑事とJK

第12章 やっぱり好き


ほんとバカじゃん


ひとりで座り込んで、怪し過ぎるじゃん


ゆうひは机に向かって宿題に取り掛かった


しかし全然はかどらない


斉藤の、あの待ってる姿が目に焼き付いて離れない



『あぁーもう』


髪をぐしゃぐしゃにする



そうこうしてる間に7時になった


『食べよ…』



ゆうひは適当にあるもので料理を作った

机に並べて

『いただきます…』





食欲はなかった

しかしたくさん作りすぎてしまった















"オレは待ってるからな、お前が来るまで!!"



斉藤の言葉が蘇る


『あたしが…行くまで…?』



時刻は8時を回っていた



3時からもうかれこれ5時間は経っている


いくら斉藤でも、そんな長時間公園で待ってるとは思えない



『…でも…』




もし、待っててくれたなら…あたしは…




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