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刑事とJK

第13章 斉藤刑事



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「ご苦労様っす」


「あ、斉藤君、こっちだよ」



斉藤は殺害現場に出向いた


さすがにゆうひの家から直接現場に向かうのは体力がもたないとふんで、朝早くにきたのだ




「山崎さん、状況は?」

山崎さんのおっさんは刑事暦30年の、いわゆるベテランだ


「なんかねぇ、めんどくさい事件だよ
悪いねぇ、わざわざ呼び出して」


「いえ、全然そのことは…」



山崎は斉藤に耳打ちした



「おれぁお前さんを買ってるよ。この前の事件、ほんとぅはお前さんと後輩君の手柄だったんだろ?」



「恐縮っす
最後のツメが甘かったっすから、オレなんて…」




山崎はニコッと笑った



「若ぇなぁ…
お、首に赤いシルシが付いてっぞ?」


「えっ!!??」


斉藤は慌てて隠した


「はははは、嘘だよ嘘!!
色気づきおってよぉ!!」


山崎は斉藤の背中をバシバシ叩いた



「はぁ…」


このジジイ…



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