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刑事とJK

第25章 サプライズパーティー


サプライズパーティーの段取りが決まった



開催日時:8月29日の、斉藤が仕事終わってから


開催場所:斉藤の家




でっかいケーキを買って、部屋を飾り付けて…///


ああ~、もうワクワクしてきたよ~!!




『そういえば…』



プレゼント、どうしよう…


斉藤って何が欲しいんだろ?


《先輩の欲しいもの?
うーん…
金じゃない?》


おい!!


《じゃあ、あたしの体をあげます、みたいなのは?》


『絶対言わん!!』



しょうがないから、あたしはお酒を買うことにした


手に入れるのには苦労しなかった



お父さんのお使いです、とか有りがちな手を使って、ついでにラッピングしてもらって…




―――――――――――




29日



作戦実行の日


斉藤は、その日もいつもと変わらず仕事に出かけた




シゲとゆうひは、斉藤が完全に見えなくなってから扉の前に来た


『シゲ、斉藤の部屋の鍵持ってた?』


「ううん、これこれ」


シゲは針金を出した



『…何に使っ…
…まさか!?』


「はい、がちゃがちゃ~っと」

刑事がこんな泥棒みたいなことしていいのか…!?


と言おうとした時にはもう遅く、扉は開いてしまった


「よし、これで大丈夫!!
じゃあゆうひちゃん、あとは任せた!!」


シゲは仕事に行ってしまった




サプライズパーティーに参加する人で、昼間に暇な人間はゆうひしかいなかったので
パーティーの準備は全部ゆうひがすることになった



『んじゃあ…一丁頑張りますかあ!!』


ゆうひは部屋に入った

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