
刑事とJK
第4章 ゆうひvision
立ち上がった男の背は高く、負けじと必死に睨む
向こうも口を一文字にしてあたしを睨む
しばらくの睨み合い
ん…?
この人、よく見たらちょっとイケメンかも…
って、ああ~!!小犬ったらまたおしっこしちゃって…
その時男の手が小犬に伸びたので
小犬が危ない目にあう前に、あたしは男に平手打ちを食らわした
『ほらまた叩こうとした!!』
「お前は叩いたろうが!!オレを!!」
もうダメだ
このオッサンダメだ
『は?うっさいわ』
あたしは小犬を抱えてその場から離れた
そしたらオッサンはついてきた
うっとし!!
