テキストサイズ

刑事とJK

第4章 ゆうひvision


――――――――――――――


昨日はちょっと刑事のやつ見直しちゃったよ


ああやって悪いやつぶちのめしてるのかなぁ?


本人が外見悪いやつだけどね(笑)


小犬とボールで遊んでいる間、そんなことを考えていた







…そういえば今日は来ないなぁ

いつもならとっくに来てる時間なのに




あたしは公園を360゜ぐるっと回って見渡した



社会人だし、仕事が忙しいのかな?







…別に来てほしいわけじゃないけど!!!

全く!!!




その時、パンパンという音が聞こえた


音のほうを見ると、あたしと歳の変わらないくらいの男の子たちがエアガンで遊んでいる



危ないし…いい歳してやることがしょうもない!!


こういう時に限って刑事たちいないし…役立たず~!!



小犬は大きな音に震えている



『…大丈夫だよ?』



あたしはゆっくり小犬の頭を撫でた


ストーリーメニュー

TOPTOPへ