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刑事とJK

第4章 ゆうひvision



その時、何かが近くの壁に当たった

驚いて目をやると、ビービー玉が落ちていた


あいつらが撃ったの?



「あ、すんませーん」


男たちのうちの一人が言った



すんませんって…当たったらどうすんのよ


信じらんない





よく見ると、エアガンを持った男は鳩を狙っていた




私はその光景に息が止まりそうになった

突っ走ってそのエアガンを取り上げて壊してやろうかと思った



幸い、鳩たちは驚いて逃げていってしまったみたいだ


あたしは胸を撫で下ろした




生きた心地がしない










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