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刑事とJK

第34章 いざ出陣



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斉藤は、いつものようにゆうひと公園にいた



『へぇー!!あの二人結婚するんだ!!』


ゆうひは嬉しそうに言った



「ああ、結婚式はいつになるかわかんねぇけどな」



『絶対呼んでもらおうね、おいしいもの食べに』



「本音見えた…」



『嘘だって~、心からお祝い申し上げまする(笑)』


「てめぇなー」


斉藤はぐりぐりとゆうひの頭を撫でた





やっぱり、お前がいい



どうでもいいような話でさえ、大切に思えてくる…





「ゆうひ」



『何?』




チュ




『ちょっ、ちょっと!!
今子供見てたって…!!///』



ゆうひは小さい声で言った



「わりぃ」



『ほんとに謝ってんのか!!』



ゆうひのチョップが下る



「すんません」


『ふふっ///』





ずっと、大切にするからな…


だから、ずっとそうやって笑っていててくれよ














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