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刑事とJK

第36章 遊園地デート




進路とか…


正直どうでもいい…



バイトで充分生活できてるし、毎日楽しいし…



このままでいれたら、いいのに…












最近はこのことが頭を巡ってばっかりでつらかった



実際、顔にも疲れの色が見えていた



斉藤はそんなゆうひを気遣い、

「どっか、遊びに行くか?」


と提案した



『ほんと!?』



「ああ、今度の日曜が休みだから…
遊園地行くか?」



ゆうひは目を輝かせた



『行く!!
絶対行く!!』



斉藤と、デートオオオォ~///




「決まりだな
早くから行って乗りまくるか」


『うん!!うん!!』



はしゃぐゆうひが可愛らしい


「電車とかは疲れんだろーから、車にすっか
日曜は家の前まで迎えに行くわ」



『やった…!!///』



なにげに、斉藤の車に乗せてもらうのは初めてだった


だから余計に嬉しい///



「んじゃ、またな」


斉藤はゆうひの頭を撫でた



『うん、バイバイ///』



ゆうひは照れながら手を振った






―――――――――――





そして来たる日曜日…



ゆうひは用意を完璧にして、マンション前で待っていた



すると遠くから、黒い車が一台やって来た


『わあ~すごい…』


車の大きさは、まあ中くらいだろう


(あまり詳しくは知らないが)形はなかなかカッコイイ



斉藤は車を止め、助手席に乗るように中からチョイチョイっと指でさした



ゆうひはドアを開け、車に乗り込んだ



「おはよ」



『おはよう///
お邪魔しますー』



わぁ、斉藤の私服がいつもと違う!!


な、なんかオシャレ!!



飾りすぎてないのに、チャラチャラしてないのにオシャレ!!///



あたしは、ロンスカにTシャツからの羽織りもの…



うん、いつもと変わらない…(泣)



「そんじゃ行くかー」



『おーっ』



斉藤はアクセルを踏んだ


車が走り出し、右に曲がった



フワッと斉藤の匂い…///


ああー幸せ~///






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