
刑事とJK
第9章 看病
斉藤のマンションに着くと部屋に入り荷物を置いて、
とりあえず斉藤をベッドに横にさせた
「迷惑…かけたな…」
『全然、平気』
ただ、斉藤の熱はさっきよりも確実に上がっていた
その表情にも、いつもの余裕な感じは出てなかった
『体温計ある?』
「白い棚…2段目…」
二段目の引き出しを開け、体温計を斉藤の脇に挟ませた
しばらくして体温計が鳴った
見てみると
『40゜…』
「はは…すっげ…」
『死なないでよね』
斉藤はコクッと頷いた
…かわいい…///
『もう7時か…なんか食べる?』
斉藤は首を横に振る
『でも何か食べないと…あ、でもその前に…』
ゆうひはタオルを探してきて、それを氷水で冷やし、冷えたタオルで顔の汗を拭いてやった
「つめて…」
『氷水のだもん。体も拭いたほうがいいけど…脱がしていい?』
「…襲うなよ?」
『誰が!!!』
バシッとシバいてしまった
「~~~(泣)」
『ご、ごめん…』
