
おはな畑
第4章 終夜 〜ヨモスガラ〜
そう言って、
ゴクッ、ゴクッ……
と、喉にワインを流す五条。
何を言い出したのかと思いきや、相談というのはひなのとの初夜のこと。
宇髄「藤堂、こいつのIQ本当に170あるのか……?」
藤堂「ありますよ〜? 天才ほど頭おかしいって言うじゃないですか」
思わず尋ねる宇髄に言いつつ、藤堂はいつもの笑顔で五条を見る。
藤堂「本人は至って真面目に相談しているんだと思います。……少々、酔いはまわりだしていますけど」
宇髄「みたいだな」
そう会話がされる目の前で、
五条「ひなをどう抱いてあげればいいのか……痛い思いさせたくないんです……血なんか出たら、ひな絶対泣いちゃうし……本当は早くしたいですよ? ひなとは、そりゃあもうめちゃくちゃしたいけど……嫌われたくないんです……俺も、セックスも…………はぁ〜……」
五条はひとり、ぶつぶつぶつぶつ。
