三匹の悪魔と従者たち
第3章 ジン × ルナとアリス
そんな彼女の様子につられて持っていかれそうになる思考を一旦クリアにし、ジンは動きながら最初の独り言の続きに戻った。
「んー。 なんだっけ。 ……そうそう。 でもね、王になったら、お前たちみたいに、とびっきりの雌奴隷を増やして暮らすのも悪くないかってね。 今のおれの給料じゃ、自費で養ってるアリスが精一杯だし。 いいよね?」
こんなことを彼が言うと、当然ルナが不満を洩らしそうなもの。
しかし最高の瞬間の直前。 逞し過ぎるジンの男根が送り込まれては最奥に亀頭で小突かれ、そのくびれが膣道を絶え間なくゴリゴリと擦り上げる。 まるで自らが性器にでもなったような挿入行為に、ルナはまともな思考を保つことが出来なかった。
「嬉しそうにおれに吸い付いて……いいってことかな」
その体の反応を彼に都合よく変換するジンである。
ルナの方はただシーツに顔を強く押し付け、抽挿の終わりにずんっ、と穿たれるたび、痛みにも似た悦楽に喘ぐしか術はない。
「やだ…ジン様あ……アリスとルナだけじゃ…だめ?……」
「ん? もちろんアリスにもあげるよ。 その前にこっちでオマンコトロトロにしようね」
ジンがその間お留守になっていたアリスの膣に指を潜らせ、指先の腹で最近開発した彼女の敏感なGスポットを探り始めた。