
三匹の悪魔と従者たち
第3章 ジン × ルナとアリス
「あぁっ!…だ、ダメえっ…! それ、イヤっ…ィクからあっ」
ぐちゅ、ぬちゅっ…ぬちゅ。
指同士に愛液を絡ませてから、その部分を交互に軽くノックする。
素直な反応を返していたアリスだったがそれを三本に増やしたら強過ぎたのか、嫌々するみたいにかぶりを振った。
「さっきの方がいい?」
そう訊くと更にぶんぶんと首を横に振るアリスの後頭部を見下ろしてジンが苦笑した。
肌色が真っ白だと体中火傷をしたみたいに桃色に染まる。
クリトリスほどは目立たないが、中の柔らかな粘膜が弾力をもってジンの指を押し返してきているのを感じた。
「ふふ、いい反応……二人とももうすぐイきそう?」
蕩けきったルナの内部はますます淫蕩にジンの肉竿に絡み付き、襞の圧迫が入口から奥へといくにつれ、次第にきつくなってくる。
それに応えるべく、彼が彼女の子宮全体を揺らすかのように続けざまにペニスを叩き込んだ。
まだ射精には至らないといっても、その直前に膣内の反応がもたらす極上の味わいに、ジンが思わず息を洩らした。
「ああ……凄くいいよ」
なんだかんだ言ってもルナほどの名器は今までにお目にかかったことがない。
それもジンが彼女を離さない理由の一つでもある。
そうやって、体と心全部で高まっていく彼女たちを見るのがジンは好きだった。
