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嵐びーえる。

第15章 番外編②

高階side


高「渡海先生」


最新医療機器、ダーウィンの説明書を持って、仮眠室に。

部屋の奥では、主・渡海先生が、卵かけご飯を前にしてい
た。


高「渡海先生、ダーウィンの説明書です。こちらに置いておきますね」

渡「ああ」


興味なさそうに、答える。

そんな渡海先生の耳元に顔を近づけて、一言言った。



顔を上げると、驚いたようにこちらを見つめる渡海先生と、目が合う。


高「何かご質問等あれば、訊いてください」


では。部屋を後にした。







渡海先生の視線を、背に受けながら。


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