
嵐びーえる。
第7章 君のために O×M
Mside
今は11月25日、22時。
やっと仕事を終えた俺は、車を走らせていた。
東京の夜景は奇麗だ。
窓の外を流れる街並みに、ふとそう思う。三か月前のあの日、彼と二人で俺のマンションかのベランダから見たあの夜景には、とうてい及ばないけど。
あの夜景は、いや、夜景に見惚れる彼の横顔は、うっとりするほど奇麗だった。
M「起きてるかな」
連絡はしたけど既読がついていないから、寝ている可能性が高い。
でも、どうしても会いたかった。
駐車場に車をとめ、部屋まで走る。チャイムを押しても応答はない。
合鍵でドアを開けると、
右奥の部屋から明かりが漏れていた。
M「起きてる…」
今は11月25日、22時。
やっと仕事を終えた俺は、車を走らせていた。
東京の夜景は奇麗だ。
窓の外を流れる街並みに、ふとそう思う。三か月前のあの日、彼と二人で俺のマンションかのベランダから見たあの夜景には、とうてい及ばないけど。
あの夜景は、いや、夜景に見惚れる彼の横顔は、うっとりするほど奇麗だった。
M「起きてるかな」
連絡はしたけど既読がついていないから、寝ている可能性が高い。
でも、どうしても会いたかった。
駐車場に車をとめ、部屋まで走る。チャイムを押しても応答はない。
合鍵でドアを開けると、
右奥の部屋から明かりが漏れていた。
M「起きてる…」
