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惑星ミラーミラー

第9章 〜ミラーミラーの秘密〜

(5)

今度はソニアからセックスを求めた


少年はやさしく肌に触れてくれる


時間をかけて、包み込むように




貫かれたとき、


ソニアには一度目の性交のときのような罪悪感や屈辱など感じなかった


ただ、官能の世界に溺れていく


少年の上に跨がれば、ただ快楽をむさぼるように自分から腰を動かす


被虐性を求めれば、後ろから貫かれた


おかしなものだ、さきほどの性交と同じことをしている筈なのに、今のように割り切ったセックスのほうが楽しんでいる自分に気付かされる


あのレイプされたかのような空虚な感情や怒り、哀しみは微塵も無い


でも行為は同じ行為だ


愛玩ドロイド


ソニアも夢中になっていく…



行為が終わり、心地良い疲労感に浸っているとフレッドはやさしくソニアを抱きしめる


「ありがとうソニアさん」


「……ママでいいよ」




しかし





それがソニアとフレッド、最後のセックスになった……



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