機動戦士ガンダム🎄☃戦場のメリークリスマス🎄☃
第9章 恋人たちのクリスマス
「やった〜」
トーマスは大喜びではしゃぐ。
「まあ、何だ・・あたいの作ったアスナロキャノンがカッコいいおかげだけどな」
ミントは照れて真っ赤な顔をする。男勝りでボーイッシュなミントだけど、やっぱりチャーミングて可愛いとトーマスは惚れ直した想いをしている。
「メリークリスマス」
「メリークリスマス」
ミントとトーマスもシャンパンのグラスを合わせた🥂
「ミオ、お父さんと一緒にクリスマスをしましょうね」
リリカはテーブルに夫の写真を飾って娘とのクリスマスを始める。ミオはハロに戯れて、ハロは嬉しそうに飛び跳ねる。
「あなた、カラテたちは大切な人を守れる立派な戦士に成長したわ。これからも、わたしたちを見守っていてくださいね」
リリカは天国の夫と乾杯をした🥂
カラテは盛大に咳払いをしてコメットの部屋のドアをノックする。今までは、よくケンカをする友達ぐらいにしか思っていなかったのだが、リリカのおかげで正直な自分の気持ちに気がついた。
いや、コメットの涙、コメットの悲鳴を感じて彼女を助けるために一心に戦っていた時から自分の正直な気持ちに気づいていたような気がする。
コメットのために戦ったあの時は自分でも信じられないぐらいの力を発揮して、あの悪魔のような大魔神からコメットを助けることができた。
部屋に入る。急にコメットのことを女のコとして意識するものだから緊張してしまう。コメットも同じ想いで顔を赤らめてドキドキしている。
「オレのスペシャルなクリスマスケーキだ。美味しいだろ?」
「う〜む、お父さんのに比べるとまだまだかな。この程度じゃ店は継げないわね」
本当はスゴく美味しいのに、コメットは思わずいつものように憎まれ口を言ってしまう。カラテと一緒にレストランをやっている姿を想像してまた赤くなる。
「何だと〜、今度は親父のなんかより、はるかに美味いケーキを作ってやるから見てやがれ」
いつものように口ゲンカをするふたりだが、今日はぎこちない。音になって聞こえてしまいそうに心臓がドキドキしている。いよいよ本当の気持ちを伝え合わなければならない状況になる。
「助けてくれてありがとう。わたしの心は深い闇に閉ざされていたけど、カラテに助けて欲しいと思ってた・・ううん、カラテなら絶対助けてくれるって思ってた」
トーマスは大喜びではしゃぐ。
「まあ、何だ・・あたいの作ったアスナロキャノンがカッコいいおかげだけどな」
ミントは照れて真っ赤な顔をする。男勝りでボーイッシュなミントだけど、やっぱりチャーミングて可愛いとトーマスは惚れ直した想いをしている。
「メリークリスマス」
「メリークリスマス」
ミントとトーマスもシャンパンのグラスを合わせた🥂
「ミオ、お父さんと一緒にクリスマスをしましょうね」
リリカはテーブルに夫の写真を飾って娘とのクリスマスを始める。ミオはハロに戯れて、ハロは嬉しそうに飛び跳ねる。
「あなた、カラテたちは大切な人を守れる立派な戦士に成長したわ。これからも、わたしたちを見守っていてくださいね」
リリカは天国の夫と乾杯をした🥂
カラテは盛大に咳払いをしてコメットの部屋のドアをノックする。今までは、よくケンカをする友達ぐらいにしか思っていなかったのだが、リリカのおかげで正直な自分の気持ちに気がついた。
いや、コメットの涙、コメットの悲鳴を感じて彼女を助けるために一心に戦っていた時から自分の正直な気持ちに気づいていたような気がする。
コメットのために戦ったあの時は自分でも信じられないぐらいの力を発揮して、あの悪魔のような大魔神からコメットを助けることができた。
部屋に入る。急にコメットのことを女のコとして意識するものだから緊張してしまう。コメットも同じ想いで顔を赤らめてドキドキしている。
「オレのスペシャルなクリスマスケーキだ。美味しいだろ?」
「う〜む、お父さんのに比べるとまだまだかな。この程度じゃ店は継げないわね」
本当はスゴく美味しいのに、コメットは思わずいつものように憎まれ口を言ってしまう。カラテと一緒にレストランをやっている姿を想像してまた赤くなる。
「何だと〜、今度は親父のなんかより、はるかに美味いケーキを作ってやるから見てやがれ」
いつものように口ゲンカをするふたりだが、今日はぎこちない。音になって聞こえてしまいそうに心臓がドキドキしている。いよいよ本当の気持ちを伝え合わなければならない状況になる。
「助けてくれてありがとう。わたしの心は深い闇に閉ざされていたけど、カラテに助けて欲しいと思ってた・・ううん、カラテなら絶対助けてくれるって思ってた」