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機動戦士ガンダム🎄☃戦場のメリークリスマス🎄☃

第5章 銀世界、血に染めて

「このボクが来たからにはシベリア基地は必ず墜としてみせる」

ジオンの若き指揮官シャープ・ラインフォードは自信満々に出撃の準備をしている。

赤い彗星に憧れている彼の愛機は勝手に赤くカスタムしたドムである。
自身のトレードマークである薔薇の花を手にして赤いドムに乗り込もうとしたシャープは騎士のように華やかな姿のグフカスタムに見とれて立ち止まった。

このグフカスタムは絢爛とした華やかさを好むイリア・エリザベスの愛機である。

「シャープ様、この度はわたしの勝手な願いをお聞き入れくださり、ありがとうございます。十分な戦果をご期待ください」

イリアは眩しそうにシャープを見ると、グフを自分好みにカスタムさせてもらったお礼を言った。

「美しいキミに似合う華やかなモビルスーツだ。戦いはエレガントに、美しくいこう。華麗な活躍を期待して勝利の薔薇をキミに捧げよう」

シャープはイリアにも赤い薔薇を手渡して、ふたりは薔薇の花を合わせて乾杯した。

「シャープ様」
「イリア・・」

出撃前の口づけをかわすとシャープもイリアもそれぞれのモビルスーツに乗り込んだ。

「敵機接近、各モビルスーツは発進を急げ!」

基地のレーダーが敵機の接近を捕らえ、怒声が響き慌ただしく出撃準備がされる。

「な、なんだあ、このモビルスーツは?」

モビルスーツデッキに入ったブライアン大尉は立ち並ぶモビルスーツの光景を見て思わず啞然とする。
愛機のGMスナイパーの隣には見かけガンダムのGMと重装備なGMキャノンが立っていた。

「カッコいいでしょ。明日はホンモノになるアスナロとアスナロキャノンだぜ」

施工者のミントたちは得意顔ではしゃいで見せた。

「バ、バカモノ〜!!」

ブライアン大尉は啞然としながらも大きな雷を落とした⚡
そこへ基地の最高責任者であるワンダー・ピルスマン司令官がやってきた。
まずいことになったと内心頭を抱えながらもブライアン大尉は直立不動に気をつけをして司令官に最敬礼で挨拶をした。

「まあまあ、いいじゃないか。ガンダムやガンキャノンは連邦にとって希望の星だ。シベリア基地にだって一機ぐらいあってもいいじゃないか」

ピルスマン司令官は寛容な態度で一件を一笑に伏した。

「カラテ・キノー、アスナロ出ます」
「トーマス・ワイルドマン、アスナロキャノン出ます」



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